“違法ではないけど適切ではない事態”→「スレスレ」。
なかなか世間を賑わせてるようです。
「スレスレ」は否定しません。というよりそれは人間社会からは消しようがない、「ある」ものだと思ってます。
法というのはその根底に一般道徳があると聞いた事がありますが、
世の中の全ての事象を網羅したような法整備はもちろんできるはずもなく、
当然グレーゾーンも出てくるのでしょう。
その「スレスレ」は白寄りのゾーンと黒に近いゾーンがあるはずですが
「スレスレ」を狙ってくる人たちはその中を行き来してるようです。
とは言え、狙ってくる人たちばかりではなく、ほとんどの人たちにもグレーがあるのではないでしょうか。
そして、時にそのグレーな部分が自分にとって便利に、都合良く働くことがあります。
その時人はそのグレーな部分の魔力に取り込まれていくのでしょうか。
そして、人は自分勝手にグレーゾーンを拡大解釈し、いつのまにか感覚が麻痺し、
黒い部分に足を踏み入れていることに気づかなかったりする。。。
或は、気付いても止められなくなっている。。。
「ダークサイド」に落ちるってこの事なんでしょうか。
でも、やっぱりその事が他人に知られる事になると、やっぱり嫌悪感を持つ他者もいるでしょう。
あきれたり、激高したり、とどちらにしても歓迎される事は少ないでしょう。
多くの場合、グレーゾーンは自分中心に設定してしまっています。
第三者からどう見られるのかという事は、重要事項の下位に配置されてたりします。
“自分らしく生きる”という素敵なフレーズがありますが、
“周囲を見渡せない人”がそれを体現してしまうと、もしかしたらただの協調性のない人になり、
自分自身が設定するグレーゾーンによって他者に嫌悪感を持たせるエリアが拡大してしまってるかもしれません。
つまり、“自分らしく生きる”には、まずはいろんな事を学び、見識を身につけてからでなければ
ただの都合の良いフレーズとしか受け取られないかもしれません。
ま、私自身は“自分”なんて生きていく中でずっと形成され変化し続けるものだと考えてるので
そんなフレーズは口にする事はありませんが。
内容はブレブレですが、2、3人くらいはこの記事を分かってくれる事を願います。