深夜のイタリア語講座番組の中で、イタリアのバールを紹介していました。
(以下、インターネット参照。)
bar(バール)とは…
「イタリア式カフェ。語源は英語のバー(bar)と同じである。16世紀後半のイギリスでパブと呼ばれる居酒屋が、馬で乗り付けた客が手綱を結びつけられるように2本の杭に渡した1本の横木、すなわちバーを用意した。そこからイギリスでカウンターとその横木を備え、酒や食べ物を提供する居酒屋を指すようになったという。現在のイタリアのバールでは昼はエスプレッソ系ドリンクをメインに出し、夜はアルコール系ドリンクを出すのが普通となっている。バールにはエスプレッソを入れる職人であるバリスタが欠かせないが、そのバリスタ(barista)は「バールでサービスをする人」という意味である。英語のバーテンダー(バーで世話をする人)と同じ語源だが、一般にはバリスタ=エスプレッソを入れる人、バーテンダー=カクテルを作る人、と分けて用いられている。最近のカフェブームのなかで、イタリア国内と同じ形式のカフェチェーンが日本で開店する例が相次いでいる。」
フムフム。
ところで、ジャンティークではアルコールメニューはありませんが、エスプレッソはもちろん、エスプレッソを使ったアレンジメニューが色々あります。
先日、エスプレッソについて書きましたが、エスプレッソに泡立てたミルクを注いだ“カフェラテ”は当店の定番メニュー。
しかし、テレビを見て初めて知ったのは、イタリアのバールでカフェラテを注文する人はいない!
イタリア語でカフェはエスプレッソ、ラテはミルクという意味。だから日本でイメージされるものとは違って、ただエスプレッソとミルクをまぜた、家で飲めるようなものは、わざわざお店で注文しないのだとか。
日本で“カフェラテ”と呼ばれるメニューは、イタリアではカプチーノや、マッキアートというそうです。
へぇ。
偶然見た番組から、面白い話を学びました。
という訳で、今日は本場イタリアのバールから学ぶ、“カフェラテ”について、でした。
余談ですが、以前、スペイン帰りのお客様に、
「コルタードできますか?」と聞かれ、どういう意味かお尋ねすると、エスプレッソと少なめのミルク、つまりマキアートのようなもので、スペインのカフェの定番メニューだと教えてくださいました。
ちなみにミルクたっぷりのものは、「カフェ・コン・レチェ」と呼ばれるそうです。
あーこれは聞いたことがある!スペイン語でレチェがミルク、コンが注ぐ、加えるという意味だとか。
国によって、定番カフェメニューの呼ばれ方も様々ですね。
写真は、当店の「カフェラテ」です。
是非一度飲んで見てくださいー。