鹿児島県奄美大島より、2010年の“きびざら”が届きました。
ジャンティークの色々なメニューで使わせていただいている貴重な“きびざら”について少しご紹介…
当店が使っている“きびざら”とは…
奄美大島で収穫されたさとうきびを原料につくられた、ざらめのお砂糖。
グラニュー糖より少しつぶが粗く、届いたばかりのきびざらは、ふわっとフルーツのような香りがします。採れたて新鮮!
生産量が限られているので、期間限定販売。しかも現地でしか売られていません。
毎年ネットで購入してますが、去年の入荷時期を過ぎてもまだ入荷待ち…になっており、痺れを切らし、遠く南の奄美大島までお電話したところ…
あちらの方言で
「あぁ、2〜3日前に入りましたよぉ」
とのんびりした様子で言われましたので、
「まじかよ!?早く言ってくれよ!今年もよろしくぅ!!」(うそ)
「あっそうなんですか(苦笑)…今年もお願いします…」
と電話を切り、やっと手元に届いた“きびざら”です。(少し余談でした…)
ところで、
砂糖の原料には、サトウキビとテンサイ(ビート)の二種類ありまして、よく知られるサトウキビは沖縄県や鹿児島県といった地域で、テンサイは北海道で主に生産されています。
実は世界生産ではサトウキビの方が多いのに、国内生産では、テンサイの方が多いということを知りました。以下Wikipediaより抜粋したデータをどうぞ↓
砂糖の日本国内消費・生産は、1995-2004年度の10年間平均値(1995年10月-2005年9月)では、国内総需要は年230万トン(国産36%:輸入64%)、国産量は年83万トン(テンサイ約80%:サトウキビ約20%)である。年毎の動向を見ると、総消費量は減少してきたが下げ止まっている状態である。国産量は微増傾向にあるが、それは主にテンサイ糖の増加によるもので、サトウキビ糖は微減傾向にある。
サトウキビはバイオエタノールの原料でもあるため、価格が高騰している。
ということです!!
なるほど…去年よりやや値上がりしてたな…
その中でも限られた生産量の“奄美耕地糖きびざら”は非常に希少価値の高いものなんですね。
新鮮な“きびざら”を使ったコーヒーやおやつを色々ご用意しておりますので、是非お試しくださいね☆
また写真と共にご紹介します。