「来場者数が〇〇人でした!」
誇らしげに
偉い人がインタビューに答えていた。
腑に落ちない。
例え、100人来たとしても
99人が不満を持って帰れば
そこに数字の意味はあるのだろうか。
確かに
100人訪れればその分だけの
経済効果はあるかもしれない。
だが、
99人はもう二度とこの町を訪れようとしないだろうし、
悪評を流すことも間違いない。
つまり
今は良くても先はない。
商売もまたしかり。
明らかに都会の流行っているカフェに比べれば
ジャンティークの来客数なんて知れている。
だからこそ
訪れていただいたお客様の満足度を上げるべく
最善の努力をしなければならない。
そして、また足を運んで頂く。
その為にも常にお客様の目線で考えなければならない。
この町には
どうもそのあたりが欠けている気がする。
100人が満足いくサービスは不可能かもしれない。
でも
100人が満足するサービスを目指さない限り
「〇〇人の来場者」という数字に意味を感じない。
「〇〇人×満足度」という指標がいるんじゃなかろうか。
自分の任期中に限った成果を声高に言うのは
どうも、私の目にはかっこ良く映らない。